グレーの文字板に金色のリーフハンド針に金色のブレゲ数字のインデックスに銀メッキケースのハンターケース(ふた付)。
昔の懐中時計には無かった雰囲気で、新鮮さと高級感に溢れた懐中時計です。
懐中時計メーカーの中ではスイスで最も力を入れているブランドと言え、今後も更に期待しています。
ユニタス キャリバー6497は懐中時計用のムーブメントとして1930〜40年代に製造が開始されました。
その後開発された耐震装置(インカブロック)を1950〜60年代に追加採用しています。
天芯が折れる危険性が減った為、天芯交換の際バランスを調整するテンプ周りのチラネジも廃止されました。
このムーブメントのパーツは厚いので耐久性に優れています。
二番車を中央に配置し、テンプも大きく精度が求められる機械式時計として理想的な構造となっています。
キャリバー6497は四番車が巻芯の反対側にあるのでハンターケース(ふた付)に採用すると蓋のヒンジ部分にスモールセコンドがくるので見づらくなります。
1950年頃作られたユニタスキャリバー6498は四番車の位置が巻芯より90度の位置にあるのでハンターケースや腕時計に採用されます。