1947年、ルクルトは最初の自動巻を製造し、バセロン等にも納入しました。
当時は手巻時計全盛期で、自動巻は「腕に着けているだけでゼンマイが巻けるわけがない」と思われ売れませんでした。
この大問題を解消する為に複雑時計の第一人者のルクルトが考え出したのがゼンマイ残量を数字で表す画期的なシステムでした。
半回転式で一方向巻上げだと回転不足を心配されると思いますが、ローターの回転を助けるバネを採用する事により、巻き上げ効率も良く、次々世代の全回転式を凌ぐ傑作品となりました。
時計を装着しますとバネでローターが跳ね返る振動が独特で癖になると購入者様からは好評です。
文字板もステンレスケースには珍しい金色のブレゲ数字を採用し、高級品の風格が感じられます。
機能的には問題はありませんがリューズが交換されているので価格が大幅に割引されています。
太安堂本店 046-822-1200(代)
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