1960年代にスイス時計は自動巻の円熟期を迎えました。
初期の自動巻の短所を修正し、耐震装置や切れにくいゼンマイの発明により機械式時計は最も華やかな時代になりました。
しかし、100倍の精度を誇るクォーツ時計の開発により華やかな時代は永くは続きませんでした。
この時計は「ローレックスを一本だけ買うとしたらどれが良いですか?」との質問に「これです!」と答える最もローレックスらしい時計です。
何の飾り気も無いケースはローレックスの原点であるバブルバックの長所を受け継ぎ、近代ローレックスの一号機ともいえるキャリバー1030の実績を元に改良を加えたムーブメントも耐久性に優れている一生物の時計だからです。