ユーリスナルダンといえば船舶用に極限の精度を要求されたマリンクロノメーターの第一人者として有名でした。
正確な時計で星の角度を測定し、現在の場所を知る事が出来き、時計の正確さが船員達の命を守ったのでした。
その後、懐中時計でもインターナショナル、ロンジン、オメガと共に日本ではスイスの最高級時計として有名でしたが、腕時計の時代となると自社製の機械ではなく、エボーシュと呼ばれるムーブメント製造専門メーカーのものを使用していました。
この時計に採用されているムーブメントはプゾーです。
テンプの辺りにある刻印や文字板の下にある裏押さえという名前のパーツの形を調べれば大抵はキャリバーナンバーは解るのですが、ユーリスナルダンに卸した為か刻印は無く、裏押さえは若干の形成が加えられていました。
その他のパーツからプゾー320またはプゾー350という事が解りました。
ユーリスナルダンの為にプレートは綺麗な曲線と金色の高級な仕上げが施されています。
シンプルで古き良き時代が偲ばれる一生ものの時計です。