高額で巨大化と奇をてらったデザインが一般的になったスイス機械式時計ですが、最近ようやく変化が現れました。
スイス機械式時計が頂点を極めた1960年のデザインの復活です。
1960年代、スイスは機械式時計の永遠の目標である小型化と精度でピークに達すると共に耐久性、
デザイン面でも他国の追従を許さない腕時計生産国の地位に君臨していました。
オリス ダイバーズ65はガラス、文字板、ケース共にコストがかかる曲線を復活させ、
厚さを感じさせないスマートなデザインを実現しました。
特に風防は美しく理想的な曲線を描く事が可能なプラスティックガラスの曲線を
サファイアガラスで復元させる事に成功しました。
時計デザイン上の最大の弱点であった平面サファイアガラスのマイナス点を克復する事が出来ました。
ケースサイズは1965年製の38mmから40mmになりましたがガラスサイズが33mmなので実際よりも
小さく感じられ、スポーツタイプなので許容範囲内の大きさと言えます。
バンドは当時と同じゴム製の他に軍用時計に採用されているナイロン製も新たに用意されました。
発売以来大好評のダイバーズ65にメタルバンド付が発売されました。
メタルバンド、ラバー、ナイロンを換えますと時計の雰囲気も変わり、季節や服装に合わせて色々楽しめます。
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ダイバーズ65にライトブルーとグレーのツートーンカラー リファレンス733 7707 4065、
ダークブルーと黒 リファレンス733 7707 4035の2つの新色が誕生しました。
リファレンス 733 7707 4065は文字板周辺部がライトブルー、中心部がグレー、
リファレンス 733 7707 4035は文字板周辺部がダークブルー、中心部が黒と従来のカラーにプラスして
ますます選択肢が広がりました。
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数ある現行品のダイバーズウォッチの中で曲面サファイアガラスの採用等、デザインやコストパフォーマンスから太安堂本店が選んだNo.1ダイバーズウォッチです。