1960年代の自動巻の失敗から低迷を続けているロンジンですが、懐中時計や1912年に腕時計のクロノグラフの第1号機キャリバー13.33を製造する等スイスの高級時計の中で最も有名でした。
この時計は時を経ても味わい深いクッション型ステンレスケースにブレゲ数字、ブレゲ針、バネ棒式でないワイヤーラグ等、懐中時計から腕時計の進化がわかる貴重な存在です。
ムーブメントも懐中時計時代のりゅう金仕上げで何よりも驚くべき事は他に類を見ないムーブメントナンバーとケースナンバーが一致している事です。
1900年前後のロンジン社の偉大さが偲ばれます。
文字板には経年変化がありますが懐中時計から腕時計への進化の歴史を楽しめます。