数多くの機械式時計の名品を体験してきた栗崎賢一が最後?、6回目の年男の記念に選んだ究極のクォーツ『ザ・シチズン』の使用体験レポートをお届けしたいと思います。
気になる誤差ですが2019年10月19日の使用開始後、3ヶ月で+0.6〜0.8秒位です。
10月に時刻合わせをした際、1秒以下をぴったり合わせるのが困難だったので1秒以下の誤差は細かすぎて判り難いのですが1秒以内なので非常に正確です。
余談ですが私が初めて太安堂本店に出たが43年前の1966年でした。
祖父、父に次いで店を継ごうと決意した1972年頃、記念に高額で長い間満足しながら使用出来る時計として
セイコークォーツの3代目 『38QTW』 キャリバー3803 直径36mm 当時73,000円を選びました。
第一候補はロンジンの自動巻『アドミラルファイブスター』でしたが文字板の赤いラインが気になったので第二候補の38QTWに決めました。
『56ロードマチック』をベースとした『56グランドセイコー』は日・曜日付で当時47,000円でしたのでクォーツの方が高額でした。